読書日記③
紙の月 角田光代さん
スリリングで狂おしい、というあらすじどおり、すごくハラハラした物語でした…。
1日半くらいで、どきどきしながら全部読んだ。
初版は2014年だし、たくさんの人がもう読んでるんだろうな、なんで今更、とみなさん思うかもしれませんね.
主人公の梨花さんが、どんどん歯止めが効かなくなって、人のお金に手を出してしまう物語だけど、やっぱりお金で人を繋ぎ止めるじゃ無いけど、簡単にひとにお金で物言わせたり、おごったり、不相応なプレゼントするのは、お互いの関係性がだいじならしないほうがいい!と思いました。
わたしも金使い荒い方なので、読んでる中で、わりと共感できる部分もあったし、
消費者金融までは思わないけど、満たされない欲のために、際限なくお金を使ってしまいそうな心理はなんとなく結構わかるな…と思った。
お金で成り立つ関係性はもろくて、病的な主人公さんは素直にまっすぐに目の前の人のためにしてることでも、どんどんずれがおおきくなる。
わたしも、そういうこと日常でも気をつけなあかんな、と思いました。
めっちゃ面白かった〜😚
お母さんに、序盤でネタバレされたけど、余計におもしろかった😂👍