読書日記②
大好きな重松清さんの作品。
めっちゃ昔に書かれてる…。
今更なのかはわからないけど、これは人生において何度も読み返したい一冊でした。
自由気ままな独身から、結婚して、大切な家族が増えていくにつれて、毎日心のどこかでは思う、
「この幸せがいつまで続くのかな」という気持ち。
裏を返せば、大切な人が明日はどうなってしまうかわからないことに対しての不安もあるわけだけど、
だからこそ毎日毎日幸せに後悔せず生きていきたいと思う。
短編小説が連続してつながっている今回の本でしたが、家族の大切さ、死んでしまうまでの当事者を含めた心の葛藤、死との向き合いかたなどが思いやり深く描かれていて、涙なしには読めませんでした。帯通り。
でもだからこそ、より周りの人を大切にしたいと思った一冊だった。いろんな後悔はその時その時で生まれるかもしれないけど、毎日幸せに笑って生きてたい。
自分や家族の健康をいちばんに守りたい。
大好きな人と一緒にいられる日常を奇跡と思って大切にする。
はやとくんいつもありがとう。